「もってのほか」
11月もあと10日、「あ~あ、今年ももう一年が終わるのか~」
何だか急に気ぜわしくなるような今日この頃ですが、
我が家の猫の額より狭い庭に、3,4年前から、今の時期になると
紫色の小さな菊の花が咲きます。食用菊です、そうそう
菊の名は・・・「もってのほか」と言います。
「ええーっ!もってのほか!?」最初聞いた時は
そう思いました。
ネットで調べたら、「もってのほか」は、食用菊の王様で、
正式には「延命楽」と言う名の品種で、この一風変わった
名前の由来は、「天皇の御紋である菊の花を食べるのは
もってのほか」だとか「もってのほか(思っていたよりも
ずっと)美味しい」といった事だとか言われている。
とあった。
大きめの花を収穫したのは数日前、今回は2回目です。
残りの花の大きさは半分くらいになってしまいましたが、
結構たくさん摘みました。
花びらをむしって
沸騰したお湯に酢を少々入れ、ぐずぐず煮立ったら裏返しにして
2分くらい茹で、
水にさらしてざるにあげ、絞らず軽く水を切りそのまま
置いておく。はい、できました~美味しそう!!
私は「お浸し」が一番好き。あとは酢の物。香りがよくシャキッと
した歯ざわりが最高ですね。
この「もってのほか」は山形でよく食べられるそうです。
秋田では黄色の菊が殆どです。花はもっと大きめです。
私の母は、菊の花が大好きで、花をむしるのは子どもだった
私や妹の仕事でした。ふと子どもの頃を思い出しました。
あともう一回収穫できるかな。
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