ハダハダのブリッコ
この寒い12月の秋田に行ってきました。
友だちのギャラリーで行われる「台湾茶道茶会」に
参加する為です。
午後2時秋田に着いたら、みぞれのような冷たい雨が
降っていました、しかも横なぐりに。頬が痛い。
「うわー!さび(寒い)!」思わず秋田弁が出て
きました。寒いというより痛いと言った方がいい

夜はリフォームしたばかりの友達の家で、秋田料理の
「夕食会」大人が8名、赤ちゃん、幼児の大人数。
食卓には秋田の郷土料理がいっぱい並んだ。
その中でも、まず「ハダハダ」の塩焼き。
「ブリッコ」だー!
秋田弁翻訳家の「カエルちん」によると
「ハダハダ」とは、魚の鰰(ハタハタ)「ブリッコ」とは、魚の卵。
つまり、「鰰の卵」なのです。又ハタハタは鱩とも書きます。
何故かと言うと、海が大荒れで雷が鳴るととれるからです。
身は白身で淡泊、そして、問題のブリッコは、よく言えばトロトロ、
秋田ではベロベロと言います。家の同居人は絶対に食べられません。
久しぶりに食べた「ハダハダのブリッコ」は、
「あえー!んめがったあー!」今でも感動すると思わず
「あえー!」が出てきます。
他にも「鰰の飯鮨(いいずし)」
ダダミ(タラの白子)新鮮なダダミをサッと湯通しして、氷水にさらし、
わさび醤油やポン酢で食べる。トロッとしてクリーミー、
もうたまらん!
そして、「いぶりガッコ」。「ニンジンのいぶりガッコ」、お土産人気ナンバーワンの
「なすの花ずし」。この一皿でごちそうです。
肝心のメインメニュー「きりたんぽ鍋」の写真を撮るのをすっかり
忘れてしまいました。友だちの手料理は、美味しくて美味しくて、
つい食べ過ぎ、翌朝、朝ごはんが食べれらなかったのです

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